腫瘍【がん】の専門診療|杉並区で動物病院をお探しの方はオリバーどうぶつ病院まで

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腫瘍【がん】の
専門診療
ONCOLOGY

腫瘍(がん)認定医
による高度な腫瘍の診断・治療

  • 日本獣医がん学会 腫瘍科Ⅱ種認定医
  • 日本動物病院協会(JAHA)
    獣医外科認定医
  • 日本動物病院協会(JAHA)
    獣医総合臨床認定医
院長 わだ あつひと
和田 貴仁

腫瘍(がん)の治療をエビデンスにのっとって行うためには、豊富な知識と経験が必要です。
オリバーどうぶつ病院の院長 和田 貴仁は、獣医腫瘍科認定医Ⅱ種の資格を取得しています。これは、日本獣医がん学会に「腫瘍診療のための専門知識および一般臨床知識を有する」と認定された獣医師に与えられる資格です。

さらに、日本動物病院協会(JAHA)の獣医総合臨床認定医と獣医外科認定医の資格も取得しております。
腫瘍だけでなく、ペットを苦しめるさまざまな病気にも多方面からアプローチするための専門知識と臨床知識を有する獣医師として、よりよい医療を提供できるように尽力してまいります。

日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医Ⅱ種
日本獣医がん学会が認定する資格の一つで、一定の腫瘍診療の知識と経験を有する獣医師であることを示す資格です。
日本動物病院協会(JAHA)
獣医外科認定医
JAHAが認定する外科分野の資格で、犬猫など小動物の外科診療において、一定以上の知識と技術を持つ獣医師であることを示します。
日本動物病院協会(JAHA)
獣医総合臨床認定医
JAHAが認定する総合臨床分野の資格で、内科・外科を含む幅広い臨床診療を総合的に行える獣医師であることを示します。一次診療を担う総合力の証です。

診療実績

  • 鼻腔内腺癌(犬)
  • 歯原性腫瘍(犬)
  • 口腔内扁平上皮癌(犬・猫)
  • 口腔内メラノーマ(犬)
  • 皮膚肥満細胞腫(犬・猫)
  • 甲状腺癌(犬)
  • 髄膜腫(頭蓋・脊柱管内)(犬)
  • 心臓血管肉腫(犬)
  • ケモデクトーマ(犬)
  • 肺腺癌(犬・猫)
  • 小腸腺癌(犬・猫)
  • 大腸腺癌(猫)
  • 肝臓腫瘍(犬)
  • 骨髄性白血病(犬・猫)
  • 副腎皮質腺腫・副腎皮質癌(犬)
  • 腎細胞癌(犬)
  • 膀胱内移行上皮癌(犬・猫)
  • 脾臓血管肉腫(犬)
  • 肛門嚢アポクリン腺癌(犬)
  • 肛門周囲腺腫(犬)
  • 軟部組織肉腫(犬・猫)
  • 骨肉腫(犬)
  • 卵巣・子宮・精巣腫瘍(犬)
  • 種々の皮膚皮下の良性腫瘍(犬)
  • 乳腺腫瘍、乳腺癌(犬・猫)
  • リンパ腫(多中心型・腸・腎臓・肝臓・皮膚)(犬)
  • リンパ腫(縦隔型・腸・腎臓・鼻腔内)(猫)

このような症状はありますか?

このようなお悩みありますか?
  • しこり・
    できもの
  • 体重が減る
  • 元気・食欲がない
  • 多飲多尿
  • 呼吸困難・咳
  • 嘔吐・下痢、便秘
  • 頻尿・血尿
  • 鼻汁・くしゃみ、いびき
  • 身体の痛み・
    ふらつく

目の症状

目の輝き、白目が黄色く見える、目やに、目の周りのできもの、眼球の大きさ、目をかゆがっている、目が見えていない

【考えられる腫瘍疾患】

マイボーム腺腫、メラノーマ、皮膚型リンパ腫、肥満細胞腫

耳の症状

耳が汚れる、耳周囲のできもの、耳をかゆがっている、耳や頭を振る

【考えられる腫瘍疾患】

耳垢腺腫・耳垢腺癌、皮脂腺腫、扁平上皮癌

鼻の症状

鼻周囲のできもの、鼻水がよく出る、くしゃみ、いびき、呼吸の異常、鼻出血、顔や鼻の歪み

【考えられる腫瘍疾患】

鼻腺癌、鼻腔内リンパ腫、扁平上皮癌、骨肉腫、軟骨肉腫、未分化癌

口の症状

歯肉や歯の異常、舌の異常、口臭、歯周病、口の中のできものやただれ、出血、よだれの量が多い、できものの色の異常

【考えられる腫瘍疾患】

メラノーマ、口腔内扁平上皮癌、線維肉腫、棘細胞性エナメル上皮腫、歯原性腫瘍(周辺性歯原性線維腫、アミロイド産生性歯原性腫瘍)

皮膚の症状

皮膚のできものやしこり、炎症、腫れ、出血、痛がる、以前に比べしこりが急に大きくなっている

【考えられる腫瘍疾患】

扁平上皮癌、皮膚肥満細胞腫、皮膚型リンパ腫、脂肪腫、軟部組織肉腫、毛包上皮腫、 皮脂腺腫、基底細胞腫、皮膚組織球腫、形質細胞腫

お腹や乳腺の症状

触った時に痛がる、不自然な腫れや膨らみ、乳腺のしこり

【考えられる腫瘍疾患】

脾臓腫瘍(血管肉腫、間質肉腫、線維組織球性結節、リンパ腫など)、メラノーマ、乳腺癌

足の症状

足を舐める、痛がる、足の腫れ、指の間や肉球の腫れ、足の筋肉が痩せてきている

【考えられる腫瘍疾患】

骨肉腫、軟部組織肉腫、組織球性肉腫、メラノーマ、扁平上皮癌、リンパ腫、肥満細胞腫

リンパ節の症状

体表リンパ節(顎下、肩・脇の下、内股、膝の後)にコリコリしたしこりがある

【考えられる腫瘍疾患】

リンパ腫、白血病、組織球性肉腫、悪性腫瘍のリンパ節転移

歩き方の症状

足を引きずる、まっすぐ歩けない、ふらついてしまう

【考えられる腫瘍疾患】

原発性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、脊髄腫瘍、骨肉腫、尿路上皮癌や乳腺癌の骨転移

食べ方の症状

食欲がない、口の動かし方に違和感、食べるのが遅い、食べにくそうにしている

【考えられる腫瘍疾患】

メラノーマ、口腔内扁平上皮癌、線維肉腫、周辺性歯原性線維腫、棘細胞性エ ナメル上皮腫、アミロイド産生性歯原性腫瘍

呼吸の症状

咳や息切れ、寝ているときに呼吸が止まることがある、苦しそうにしている

【考えられる腫瘍疾患】

肺腺癌、心臓腫瘍(血管肉腫、ケモデクトーマ)、異所性甲状腺癌、喉頭腫瘍(リンパ腫、扁平上皮癌など)、気管内腫瘍(リンパ腫、腺癌など)、悪性腫瘍の肺転移

排泄の症状

排便や排尿がしづらい・出ない、便や尿の状態がいつもと違う

【考えられる腫瘍疾患】

小腸腺癌・大腸腺癌、消化器型リンパ腫、膀胱移行上皮癌、前立腺癌、肛門嚢アポクリン腺癌、 肛門周囲腺癌、肛門周囲腺腫

よくみられる「がん」の病気

乳腺腫瘍

乳腺腫瘍は、乳腺の組織が腫瘍化したもので、犬と猫の中高齢のメスによく発生する腫瘍です。 特に未避妊のメスで発生リスクが高く、早期の避妊手術が乳腺腫瘍の発生リスクを下げることが わかっています。また、犬の乳腺腫瘍の6割は良性腫瘍だと言われていますが、猫では悪性腫瘍の 発生が多く、約9割が悪性の乳腺癌だったとの報告があります。
良性腫瘍であれば大きく切除する必要はありませんが、悪性腫瘍であれば広く切除し、リンパ節も合わせて摘出する必要が出てきます。良性・悪性の判断を可能な限り手術前検査で行い、必要な範囲で手術計画を立て「治療効果を最大に、負担を最小に」をめざして治療しています。

骨肉腫

⻣⾁腫は、⻣組織から発⽣する悪性腫瘍で、⼤型⽝や⽼齢⽝に発⽣が多く認められます。特に四肢の⻣の端(⻣幹端)に発⽣しやすく、前肢では「肘から遠い」上腕⻣近位や橈⻣遠位、後肢では「膝に近い」⼤腿⻣遠位や脛⻣近位に多く⾒られます。この腫瘍は⾮常に侵攻性が⾼く、早い段階で肺などのほかの臓器に転移することがよくあります。初期症状としては、「⾜をかばうような跛⾏(はこう)」や「痛み」、「腫れ」が⾒られ、進⾏すると⻣の破壊が進み、病的⻣折を起こすこともあります。 治療には、外科⼿術(多くの場合、患肢の断脚)と化学療法を組み合わせるのが⼀般的です。早期発⾒と適切な治療により、⽝の⽣活の質(QOL)を維持しながら、延命を⽬指すことが可能です。

メラノーマ

メラノーマは、メラニン色素を作る細胞が腫瘍化した悪性腫瘍です。口の中や目、皮膚などにできやすく、しこりが大きくなると出血がみられることもあります。また、メラノーマはリンパ節や肺に転移しやすいため、転移の有無の確認が非常に重要になります。まずは外科手術で、腫瘍の取り残しがないように腫瘍を切除する必要があります。術後には化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療を⾏い、転移の可能性も考慮しながら総合的に治療していく必要があります。

リンパ腫

リンパ腫は、免疫機能を担う「リンパ球」という白血球の一種が腫瘍化した病気です。
リンパ節や脾臓、肝臓などのリンパ組織だけでなく、消化管や胸腔、皮膚、腎臓、中枢神経など全身のさまざまな部位に発生します。犬猫ともに比較的発生頻度が高い腫瘍で、近年は犬猫ともに消化器型リンパ腫(高悪性度/低悪性度:小細胞性リンパ腫)の発生が増加傾向にあり、悪性腫瘍の中でも代表的な疾患です。
診断は、触診によるリンパ節の腫れの確認に加え、細胞診や組織検査を実施して確定診断を行います。
また、血液検査やX線・超音波検査、CT検査で病期(ステージ)や臓器への広がりを評価します。
リンパ腫の治療法は化学療法(抗がん剤治療)が中心で、さまざまな抗がん剤を組み合わせて投与することで寛解をめざします。発生部位や病期によっては放射線治療や外科的切除を行うこともあります。
早期発見と適切な治療により、生活の質(QOL)を保ちながら長期生存を目指すことが可能です。

肥満細胞腫

肥満細胞腫は、アレルギー反応や炎症に関わる「肥満細胞」が腫瘍化してできる病気です。皮膚や皮下に発生することが多く、犬では皮膚腫瘍の中で最も発生率が高い悪性腫瘍の一つです。猫では皮膚に発生した単一の肥満細胞腫は良性の挙動をとることが多いですが、内臓(特に脾臓や消化管)に発生したものは悪性の挙動をとるため、注意が必要です。診断と悪性度の評価は、針吸引生検(細胞診)や組織生検により行います。また、病変の広がりを評価するために、各種画像検査(X線、エコー、CT)も同時に実施します。治療法は、腫瘍とその周囲の正常な組織(マージン)を広く切除する根治的な外科手術を実施して腫瘍を完全に取り除くことが肝要です。しかし、手術が困難な部位に腫瘍が発生することも多く、その場合は放射線治療や化学療法(抗がん剤治療・分子標的薬など)を実施して治療を行います。

腫瘍の主な治療方法

外科手術

外科手術
腫瘍を外科的に取り除く手術のことです。腫瘍の種類によっては外科手術で完全に取り切ることができ、完治することもできます。また、腫瘍を採取することで術後に病理診断もでき、術後の治療方針の決定に役立てられます。腫瘍の種類や進行度によっては、化学療法や放射線治療を行う場合もあります。
  • ※通常必要とされる診療の内容:身体検査、血液検査、各種画像検査(レントゲン検査、超音波検査、CT/MRI検査など)、細胞検査、組織生検など
  • ※診療に係るおもなリスク:生検/手術時の出血や術創の感染、麻酔リスクなど
  • ※副作用などの事項:麻酔リスク、術創の感染や出血、外科手術後の機能障害など

化学療法(抗がん剤治療)・分⼦標的薬治療

化学療法(抗がん剤治療)
抗がん剤治療とは、がん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりするために、薬(抗がん剤・分⼦標的薬)を投与する治療法です。抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞の⼀部にも影響を与えるため、副作⽤が出ることがあります。近年は、分⼦標的薬と⾔って、それぞれの腫瘍(がん)が持っている特定の分⼦(タンパクや遺伝⼦)を狙って作⽤する薬が開発されており、分⼦標的薬はがんに関わる特定の分⼦だけを攻撃して作⽤するように設計されているため、従来の抗がん剤よりもよりピンポイントに治療することができます。
  • ※通常必要とされる診療の内容:身体検査、血液検査、各種画像検査(レントゲン検査、超音波検査、CT/MRI検査など)、細胞検査、組織生検など
  • ※診療に係るおもなリスク:抗がん剤や分子標的薬の内服または注射による下痢・嘔吐、血球減少症など
  • ※副作用などの事項:投薬による下痢・嘔吐、血球減少症(白血球減少症・貧血・血小板減少症)、肝障害、腎障害など

放射線治療

放射線治療
高エネルギーのX線などの放射線を患部に当てることで、腫瘍細胞を破壊する治療です。外科手術では取りきれない部位にできた腫瘍や転移している腫瘍に対して有効です。
放射線は患部だけでなく、周りの健康な細胞や臓器にも影響がありますが、当て方や線量の強さなどを調整することで、副作用を最小限に抑えるように治療を行います。
  • ※通常必要とされる診療の内容:身体検査、血液検査、各種画像検査(レントゲン検査、超音波検査、CT/MRI検査など)、細胞検査、組織生検など
  • ※診療に係るおもなリスク:放射線治療実施時の麻酔リスクなど
  • ※副作用などの事項:放射線照射による障害(皮膚炎、脱毛、白内障、骨髄障害など)

緩和ケア

緩和治療
がんによる苦痛や抗がん剤の副作用などによる動物の負担を和らげるために、栄養管理を行ったり痛みを和らげたりするケアです。腫瘍を治療する上で、生活の質を上げるために、ほかの治療と並行して行います。適切な緩和ケアを行うと、動物がご家族と普段どおりの穏やかな時間を過ごせることにつながります。緩和ケアは、動物にとっても飼い主にとっても欠かすことのできないものといえます。
  • ※通常必要とされる診療の内容:身体検査、血液検査、各種画像検査(レントゲン検査、超音波検査など)、細胞検査、組織生検など
  • ※診療に係るおもなリスク:点滴や栄養投与の過不足による浮腫や脱水、静脈点滴や尿道カテーテル設置時の感染リスクなど
  • ※副作用などの事項:鎮痛薬(オピオイド)や消炎剤(ステロイドまたは非ステロイド系消炎剤)投与時の肝障害、腎障害、便秘・吐き気など

腫瘍の診断や治療の流れ

身体検査

身体検査

まずは視診・触診などの身体検査を行い、動物の身体や病変についてじっくり観察します。そのうえで腫瘍かどうかを判断します。

各種検査

各種検査

レントゲン検査、超音波検査や細胞診を行い、腫瘍の診断に役立てます。腫瘍を強く疑う場合は、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、場合によってはCT検査などの精密検査も行います。

外科手術および細胞診または病理検査

外科手術および細胞診または病理検査・遺伝子検査

検査を目的として、細胞の一部や腫瘍組織の一部を採取して調べます。この検査によって腫瘍の種類などが判明し、治療方針の決定や今後の予測ができます。また外科的摘出によって、治療することもできます。
最近は、腫瘍のタイプによっては遺伝⼦検査を⾏うことができ、治療の反応 性や予後予測も可能です。

抗がん剤治療や放射線治療の検討

抗がん剤治療や放射線治療の検討

腫瘍の診断がついたら、化学療法(抗がん剤治療・分⼦標的薬)や放射線治療など追加で行うべき治療の実施を検討します。また、治療後の経過次第では、治療がさらに追加になることもあります。

定期検診によるフォローアップ

定期検診によるフォローアップ

治療を終了した場合や、治療継続中は定期的に受診していただき、状況の確認や異常がないかを確認します。ご不安な点がありましたら、どのようなことでもご相談ください。

当院の腫瘍専門外来
5つのポイント

腫瘍科認定医による診療

01腫瘍認定医による
専門的な診療

当院の院長和田は、「日本獣医がん学会」が認定する「獣医腫瘍科認定医Ⅱ種」の資格を取得しています。さらに「日本動物病院協会(JAHA)」の獣医外科認定医・獣医総合臨床認定医の資格も所有しており、動物の病気を総合的に診療・治療するために日々研鑽しております。大学病院・高度医療施設で培った多くの経験や知識・技術を、適切に、心を込めて提供してまいります。
緩和治療への積極的な姿勢

02内科医と外科医の
双⽅の観点をもつ獣医師が
治療を実施

当院院⻑の和⽥は、東京⼤学附属動物医療センター内科系診療科では腫瘍内科を、⽇本⼤学附属動物病院では腫瘍外科の研修を修了しており、腫瘍(がん)治療において内科医と外科医として双⽅の専⾨的な知⾒を有しています。そのため、腫瘍外科医として腫瘍(がん)を取り除く外科⼿術を実施することができるとともに、腫瘍内科医として抗がん剤治療や分⼦標的薬による治療を適切に提供することができます。内科医と外科医双⽅の専⾨的な視点から集学的かつバランスのとれた治療を提供し、患者さまが「よりよい結果」と「よりよい時間」を得られるよう最善を尽くします。
皮膚のしこりへの皮膚科としてのアプローチ

03患者さまに合わせた
オーダーメイド治療

腫瘍の種類や進行度、全身状態は患者さまごとに異なります。当院では、すべての患者さまに画一的な治療を提供するのではなく、「その子にとって最も効果的で、負担の少ない方法」を第一に考えて提供することを大切にしています。診断結果をもとに、外科手術・抗がん剤・分子標的薬・放射線治療・緩和ケアなど、複数の選択肢から治療プランを立てて提供いたします。また、飼い主さまのご希望や生活環境にも配慮し、納得いただけるまで丁寧に説明いたします。ペットとご家族が安心して前に進める治療プランを一緒に考えていきます。
腫瘍外科への対応

04より専門的な腫瘍外科と
化学療法による治療に対応

当院の院長和田は、これまで東京大学附属動物医療センターと日本大学外科学研究室で腫瘍外科・内科の診療、手術に携わってきました。当院では、がん診療において高い専門性と豊富な経験をもとに、さまざまな外科手術と化学療法を実施しています。 腫瘍外科では、腫瘍の種類や部位、進行度に応じて根治性と機能温存の両立を目指した手術計画を提案しております。必要に応じて高度画像診断や術中迅速病理検査を組み合わせ、再発リスクを最小限に抑えます。化学療法においては、最新のエビデンスに基づき腫瘍の種類や個体差に合わせた薬剤を選択して治療にあたります。副作用の軽減と生活の質(QOL)の維持を重視し、安全性に配慮した投与管理を徹底しています。外科と化学療法を組み合わせることで、治療効果の最大化と再発防止を図り、ペットと飼い主さまにとって最善の治療を提供いたします。
適切な化学療法(抗がん剤治療)の実施

05緩和ケアへの積極的な取り組み

当院では、腫瘍(がん)治療において「治すこと」だけでなく、「苦痛を減らし、穏やかに過ごせる時間を守ること」も大切にしています。緩和ケアは、がんの進行に伴う痛みや不快な症状を和らげ、ペットの生活の質(QOL)を維持するための医療です。痛みのコントロール、呼吸のしやすさの改善、食欲の維持、嘔吐や下痢の予防など、症状に応じたきめ細やかなサポートを行います。また、治療中だけでなく、最期の時間までペットとご家族が心穏やかに過ごせる環境づくりをお手伝いします。「最後まで、その子らしく」、私たちは緩和ケアを積極的に取り入れ、飼い主さまとペットの大切な日々を支え続けます。

納得がいく
決断のための
セカンドオピニオン

大切な家族のためのセカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、主治医ではない医師に、診断や治療方針についての意見を求めることです。病気や治療に関して、主治医より専門的な知識を持つ医師に意見を求めたい場合に利用されます。

セカンドオピニオンの有効活用

セカンドオピニオンを受けたいけれど、「かかりつけの獣医師との関係が悪くなるのではないか」と躊躇する方もいらっしゃいます。しかしセカンドオピニオンとは、そもそも主治医の同意を基本に情報共有されるものなので、かかりつけ獣医師のほうからセカンドオピニオンの提案をされることもあります。これは診断に自信がないのではなく、ほかの医師の意見を聞くことで、飼い主さまに納得のいく判断をしていただきたいからなのです。

獣医療の世界も、日進月歩で進化しています。同じ検査結果でも、獣医師によって見立てや治療方針は異なりますので、まずはさまざまな意見や治療法を知ることが、大切な家族の納得いく治療のためにも必要ではないでしょうか。

こうした思いから、オリバーどうぶつ病院では、積極的にセカンドオピニオンを承っ ております。腫瘍(がん)の診断・治療のことで疑問や不安、お悩みがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

セカンドオピニオン
希望の方へ

セカンドオピニオンの際には以下のことをお願いします。

  • 事前に「セカンドオピニオン希望」の旨を病院へご連絡いただき、ご予約をお願いいたします。
  • かかりつけ医で実施した⾎液検査や画像データ(レントゲン・エコー検査など)がありましたら、診察当⽇にご持参いただき受付で提出いただきますようお願いいたします。
  • そのほか、ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話、もしくは当院のメールアドレス 宛にご連絡ください。
    (TEL:03-6454-7522 Mail:oliver.ah3737@gmail.com

診療料金はこちら

検査費用 治療費用
細胞診療(院内) 4,000円〜 抗がん剤投与 5,000円〜
レントゲン検査 4,000円〜 外科切除
(局所麻酔)
20,000円〜
超音波検査 3,000円〜 外科切除
(全身麻酔)
※⼿術内容で異なるため、
診察時に概算をお伝えさせていただきます。
検査費用
細胞診療(院内) 4,000円〜
レントゲン検査 5,000円〜
超音波検査 4,000円〜
治療費用
抗がん剤投与 5,000円〜
外科切除
(局所麻酔)
20,000円〜
外科切除
(全身麻酔)
※⼿術内容で異なるため、診察時に概算をお伝えさせていただきます。